ケアマネージャーの資格を取ろう！>グループホームに入るには？

グループホームは介護保険では、「認知症対応型共同生活介護」と
言って、要支援２〜要介護５と認定され、医師より認知症と診断さ
れた方が利用できるサービスです。
認知症のある方をきめ細かくお世話する為に、概ね５人から９人の
少人数が同じ居住空間で生活しています。

グループホームでは認知症のある方でも、これまでと同じように日
常生活の中でできることは自分で行ってもらうことにより、認知症
の進行を抑えることを目的としています。
認知症のある人の場合、できるだけ本人に合わせ、家族が１日中寄
り添うことが必要ですが、日々の暮らしの中でそれを行うことは、
なかなかできることではありません。
事業所スタッフがその利用者に合わせて対応してくれますので、家
族も安心して生活することができます。

費用はそれぞれの介護度に合わせた１割負担となっていますが、事
業所によって食費等の費用が異なり、１か月の利用料が概ね１５万
〜２０万程度となっています。
また、本来は認知症状が落ち着いた頃に自宅に戻り、症状が表れた
際に都度利用できれば良いのですが、現在は入所後に退所する方は
殆ど見られません。